4000年の歴史を誇る東洋医学では「さまざまなツボが耳に集約している」といわれます。中国における耳針療法から発祥した、耳ツボを使った治療法は、紀元前の書物である「内径」の中ですでに登場しています。その中で
- 耳はひとつの器官というだけではなく、全身各部及び五臓六腑と密接な関係がある
- 十二経脈の中のすべての陽経及びそれに属するツボの運行経路はすべて耳を通る
ということを指摘しています。 以来耳ツボはさまざまな病気の治療に応用され、医学的な研究も盛んに行われ、さらに民間的な治療も加わり発展し体系化されてきました。 |