運動とダイエットの本当の関係
痩身と運動の関係
毎日の生活で消費されるカロリーの60〜70%は、基礎代謝。基礎代謝の基準は、成人男性は約1kcal/kg/時、女性は約0.9kcal/kg/時がおおよその目安です。ダイエットをして、基礎代謝が下がると、消費されるカロリーが減り貯蓄されるエネルギーが増えてしまいます。
そのため、ダイエット中は基礎代謝が下がらないように軽い運動を取り入れ、筋肉の量を維持していくことが必要です。これだけ聞くと、運動で消費エネルギーを増やして痩せるというイメージがありますが、そうではありません。スポーツ選手でない限り、運動で消費するエネルギーはごくごくわずか。
運動することの意味
ダイエット中の運動は、基礎代謝を減らさない方法としてとらえるようにしましょう。そうでないと、消費カロリーを増やすために過度の運動をして、ダウンしてしまうかもしれません。健康になるために痩せるのが本来の目的です。身体に負担をかけてしまう方法は、よい方法とはいえません。
●運動で消費されるエネルギー |
(1時間あたり) |
ウォーキング(80/分) |
約220kcal |
サイクリング(時速20km) |
約240kcal |
縄跳び(60回/分) |
約440kcal |
ゴルフ |
約240kcal |
ラジオ体操 |
約240kcal |
エアロビックスダンス |
約250kcal |
トレーニング |
初心者 |
約200kcal |
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中級者 |
約400kcal |
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上級者 |
約600kcal |
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